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都市ガスへの切り替え

お客様は都市ガスのことを知らない
『都市ガスの大きな弱点は災害時の復旧が遅いこと』

お客様はLPガスと都市ガスの違いがよく分からず、一般的には安全面や料金面、さらに熱量についても都市ガスの方が “いいガス” と思い込んでいます。
それを取り除き、正しい知識をもっていただくには、販売店側から積極的に情報を提供していく以外にありません。
都市ガスの最大の弱点は、災害時の復旧が遅れがちになること。このため、都市ガス圏内にあり、災害時には避難所となる学校や公民館などの公共施設、病院などでは、普段からLPガスを利用するよう、国も推奨しています。

LPガスと都市ガスの違いは?

LPガスはお客様ごとの個別供給が中心ですが、都市ガスは導管によるエリア供給です。
また、LPガスは全国どこでも同じ品質なので、ガス器具も共通。都市ガスは、全国共通化には至っていません。
LPガスは自由料金、都市ガスは認可・届出料金です。

災害に弱い都市ガス

LPガスは、取り扱いやすさに優れたエネルギーです。一般に、お客様ごとへの個別供給となるので、設置が容易なうえ、災害時には素早く点検・補修ができるので、早く復旧できます。都市ガスはエリア供給なので、相対的に設置も復旧にも時間がかかります。

出典:LPガス消費者相談マニュアル

都市ガスには13種もある!

都市ガスには、7グループ13種類があります。ガス種に合った機器を使わないと不完全燃焼によるCO中毒などのおそれがあるので、違うガス種に替わるときは機器の買い替えや調整が必要になります。LPガスは同じ成分なので、日本中どこでもそのまま使えます。

料金は単位を統一して比較する

都市ガスと料金を比較するときは、熱量を同じ単位にして比較します。LPガスは1㎡あたりの熱量が都市ガスのほぼ2倍であることから、LPガスを10㎡使用したとき、都市ガスならその2倍、ほぼ20㎡が必要になります。

  • LPガス
    1㎡あたりの熱量は100.4MJ <24,000kcal>
  • 都市ガス
    1㎡あたり46.0MJ <11,000kcal>のとき
  • 料金試算例
    LPガスを10㎡(=7,000円)使用したとき、都市ガスなら何㎡を使用したことになるか。

    都市ガスを20㎡(=7,000円)使用したとき、LPガスなら何㎡を使用したことになるか。

都市ガスの導入費用は?

前面道路に都市ガス本支管がきているときは、お客様敷地内の配管工事費が8~12万円程度、ガス機器改造費が2~3万円(ガス器具数によって異なる)なので、合わせて10~15万円程度かかります。本支管がきていないときは、さらに多額の工事費が必要です。

多額の費用がかかるときもある都市ガス導入!

前面道路に都市ガス本支管がきていないときは、その負担金が必要となる場合があります。当然、その距離と都市ガスを導入するお客様数によって異なってきますが、一般的には数十万円になります。導入にはさらに、敷地内の付帯工事も伴うので、費用がかさみます。

*改造部品がないときは買い替えが必要となる。